皆さんこんにちわ。

最近は登山をされる方やトレランに魅了される方が増え、様々な方が汗を流して山の素晴らしさを肌で感じられています。そんな私もその中の一人です。

今日は札幌でも人気のエリア円山地区で登れる『八十八か所』をご紹介していきたいと思います。

比較的楽しみながら登れるコースとして家族や子供、ご高齢の方など老若男女問わず楽しめる魅力的なコースですのでとてもオススメ出来ます。

また円山原生林は天然記念物にも指定されているので、大自然を満喫できる素晴らしい山の1つです。

円山八十八か所とは

四国八十八か所では、真言宗の祖弘大師であった空海が就業を積んだ遺跡であり、真仰者の方々が巡礼する霊場として広く知られています。

大正3年に円山村の開拓の功労者でもあった上田万平・善七兄弟が円山登山道を開き、四国から本道に移住してきた札幌近郊の信仰者有志の方々に観音像の寄贈が呼びかけられました。

後に八十八体の像が建立されました。

八十八か所登山道の入り口から頂上付近まで並ぶ観音像はその後も信仰者の方々より献像され、今では2百以上の像が奉安されています。

大正4年には登山道の入り口に大師堂が建立され、弘法大師の像が祀られるようになりました。その後、境内に大日如来像・不動尊像・大師いろは歌碑・開山碑などの仏像や石碑が建立され、

弘法大師が遺した徳を称えている場所です。

【円山八十八カ所大師堂入り口前の看板より要約】

アクセス

交通機関 地下鉄円山公園駅から徒歩10分

     地下鉄西28丁目駅から徒歩12分

駐車場  タイムズ、北海道神宮の駐車場など数か所あり

八十八ヶ所の交通手段は駅からや車で来ても比較的アクセスしやすいです。

円山公園駅からなら3番出口から上がると正面の方に円山公園の入り口が見えます。(ケンタッキーフライドチキンがあるので超えて真っすぐ直進)

また西28丁目駅を利用する場合は3番出口を上がり右手に向かって歩くと、目印としてサツドラがありますので超えて行ってください。

さらに歩くと源吉兆庵という和菓子屋さんがありますので、信号を超えて右折すると北1条側の円山公園の入り口に辿り着きます。

バスターミナルも円山公園や北1条28丁目にありますのでとてもアクセスがいいです。

入り口まで案内

それでは登山口まで行ってみようと思います。こちらが北1条側の入り口です、目印はスターバックスコーヒーが分かりやすいと思います。

入り口から入ると並木道がお出迎え、とても自然に囲まれた素晴らしい公園です。

そしてこちらが大通り側の入り口になります。目印はケンタッキーフライドチキンが分かりやすいのではないでしょうか。

春から秋にかけては花壇が手入れされていてとてもいい雰囲気になります。

(北1条側から入って直進すると大通り側の入り口にぶつかります。)

花壇を抜けるとこの建物が見えてきます。

ここが一番近いトイレなのでお子さんは特にここで用を済ましてから登ってくださいね。

整備された道を歩いていくと円山公園の上の方は円山動物園なのでこんなプレートがあります。

時間がある時ぜひ円山動物園の方にも行ってみてはどうでしょうか。歴史があり、札幌で一番大きい動物園です。年々リニューアルされる建物も多いので見て楽しめます。

少し歩いていくと見えてきました。ここが八十八ヶ所の入り口になります。入り口には大きな木の看板には円山~藻岩山ルートの案内図が目にはいります。

水路が流れているので小橋を渡ると八十八ヶ所の大師堂があります。ここの横からが登山口になってますのでそれでは行ってみましょう。

いざ登山へ!!

私はまずここを登るとき観音像に一礼して登るようにしています。

こんな感じに入り口から沢山の観音像様たちがお出迎えしてくれます。

天然記念物に指定されているだけの事はあり樹齢100年を超える、カツラやシナノキ等の巨木が現れてきます。

そんな中いきなりの発見です。

シマリスがお食事中です。ここではエゾリスとシマリスにかなりの頻度で出会う事が出来ます。あまり山の上に行くとなかなか出会えませんが割と入り口辺りで見つけることが出来ます。

そして何と言っても人懐っこく、静かにしてると逃げる事はないどころか、寄ってくるくらいです。

おっと、リスを眺めてばかりいるといつまで経っても登山にならないので、リスとお別れをして登っていきます。

私が登った日はとても天気が良く、緑がとても映える日でした。地面も乾いていてとても登り易かったのですが、雨の降った次の日、その次の日くらいまでは滑りやすので気を付けてください。

そうこうしてるうちにだんだんと急な斜面などが出てきますが、階段があったりと割と整備されているので、気持ちよく登れます。

そして何と言っても、登山の醍醐味の一つである人との出会いです。

すれ違う方々皆さん気持ちよく挨拶してくれます。なので皆さんもすれ違ったら一言「こんにちわー!」と気持ちよく言ってみてください。

登っていくと至るどころに観音様が居ますので、数えてみるのも楽しいものです。

今現在ここに到着です。あとちょっとですね。

結構山奥に入ったのもあるので、野鳥の声も響いてきます。なんかすごくいいんですよこれが。

この辺りからだんだんと急坂や木の根に足をかけて登ったりと少しハードになってきます。降りてくる方も居るので、挨拶しながら譲り合いです。

岩場も滑る所が出てくるので足元を確認しながら1歩ずつ登ってみてください。

ここで最後の観音様の登場です。あとはもう山頂が見えてきます。

山頂に到着!!

山頂につくと真っ先に山神様の石碑が迎えてくれます。

汗もいい具合に掻いて久々にいい運動になりました。

この日も山頂には親子連れの方々も沢山いました、そして岩場に登って景色を眺めると…

凄く素晴らしい景色です。空がとても広く感じます!汗を掻いたせいか、風がめちゃくちゃ気持ちいです。

札幌市内に居ながらこんな絶景を楽しめる場所ってなかなかないんですよね。しかも初心者向けのコースでとてもオススメ出来ます。

だいたい私の場合は20分位で登れました、最初のリスと戯れていた時間を考えたら慣れてる人なら15分くらいで登り切っちゃうんじゃないかと思います。

嫌な事も全部洗い流してくれてしまうような場所です。

登ったら下山も楽しもう

山頂で20分くらいボーッと景色を眺めていたので、そろそろ下山しようと思います。

登りは大師堂の入り口から登ったので帰りは動物園裏ルートから戻ることにしました。

結構急な坂と階段がちょこちょこ現れます、とくに階段は水路のせいか少し地面が湿っているので滑るので気を付けてください。

スニーカーでもいいんですが、出来ればトレッキングシューズをオススメします。

そして下山してちょうど円山動物園の真下に到着。あとは水路に沿って歩いてくるとさっきの登山口にでます。

下山も15分くらいあれば出ることが出来ました。

と、水路を歩いてる途中にまさかのエゾリスに出会いました!!ツキがあったかもしれませんね。

感想

今回は札幌円山地区で初心者にもおすすめ出来る手軽に登れる、『八十八ヶ所』をご紹介しました。

天然記念物である円山原生林の大自然に触れることが出来、20分前後という時間で登山を楽しめる素晴らしい場所でした。

近場に住んでいたら、何度でも足を運びたくなるような絶景は春夏秋冬様々な顔を持つ素晴らしい場所です。

家族そしてお子さん、カップルでも本当に楽しめるので一度足を運んでみる価値はあると思います。

怪我にだけ気を付けて、楽しく体を動かしてみてはいかがでしょうか。