失敗の始まり。

皆さんこんにちわ。この数年私はサイト運営を怠っていました。

この一年は自分自身の最大の失敗でもありました。

タイトルに書いていることを話していきたいと思います。

この記事を読んでいるあなたはきっと、スロットやパチンコが勝てなく辞めたいと思い辿り着いたと思います。まだ遅くないからきっと立ち直れる。

仕事の疲れや日頃のストレスを抱えた僕は、唯一の息抜きであったパチンコに行くのがストレス解消法でもあった。

頭の中では過去に出した、何十箱ものドル箱を積む快感を求めにただひたすら打ち続けました。

お金が足りなくなって銀行にお金を降ろしに行くこともしばしば、熱い演出が来るたびに脳から溢れる快感は今でも忘れる事はないと思います。

ある日を境に全くと言っていいほど勝てなくなりました。

その頃は「一時的なものだろ….」とか「店の場所を変えれば….」さらには「願掛けが良くないか出ないんじゃないのか….」とか様々な事をプラスに捉えてました。でも今考えるとここで冷静な考えが出来てればと後悔をしています。

案の定、勝てない日は続きました。

どんどんと熱くなり、のめり込んで行く自分。「昨日は2万負け。今日は3万負け。明日5万取り返せばトントンだ。」

世の中そんな簡単に勝てるわけない!そんなイージーモードの人生じゃないありません!!!

その頃は次の日寝て、起きたらケロッと忘れ。仕事にも手がつかず、仕事中も無駄な勝つ方法を考える日々でした。

仕事が終わりパチンコへ行く。休みになればスロットを打つ。いわゆる、ギャンブル依存状態でした。

ある日、銀行口座を見ると私は、吐き気や目まいがしてしまうくらい残高は減っていました。それでも私は打ちに行きました。

(取り返さなきゃ、取り返さなきゃ…..)戻っても来ないお金を必死に機械に流し込みました。

打ちながら思ってました「俺は間違いなくギャンブル依存症」だと…….

現実と向き合う。

店を出た瞬間「ギャンブル依存症」になっていると実感した私はどうしたらいいか分からず、その場でただただ数分間立ち止まっていました。

その瞬間からも「取り返したい….」という欲求が溢れ、ATMまで歩いていました。また引き出す….また引き出してしまう…..

私は大きく深呼吸し、ゆっくりと目を瞑り。先のことを考えてみることにしました。本当にここでお金を引き出して、店に戻ったところで取り返せるのだろうか。まだ引き返せる場所にいるのかもしれない。頑張って貯めたお金の重みは命の次に重いのではないか。汗水流して働いたお金はもっと別のことに使えるのでないないのだろうか。

その日私はATMから引き下がり。帰路に向かって歩き出しました。寒い寒い冬の日、大きな一歩を踏み出した気がしました。

朝起きた私は、まず現実を見ることにしました。

貯金通帳を見て現在今自分がどういう状況に立たされているのか。

今までどれくらいギャンブルに身銭を投じてしまったのか。

冷静になり現実を見た私は、正直狂ったようにパチンコをしていた頃の自分が恐ろしくなりました。

機械に入れるときのお金の軽さは、どんなお札よりも軽く。失ったお金の重さは後悔するほど重いお金でした。

サイト運営を辞めていただけに、なんだかんだ放置してたことを悔やみだしたことも忘れもしない。ただ自分の失敗を同じようにして欲しくないから本当に達成出来たと思えたときに更新しようを決意したのもこの頃だったと思う。

目先の目標としては仕事を頑張ろうって思うことにしてただただ、今までにないくらい仕事に打ち込んでみた。

なにしろ一つだけ注意していたことがある。

暇を作らない!!

きっと現段階では、暇を作れば「何もすることねえなぁ….」とか思って、また向かうだろうと思っていた。

実際、本当に暇を作ってしまうのは恐ろしいことだろうと、前々から思っていてはいた。その為にとりあえずだが本屋さんに向かう事にした。

その時に最初に目に行ったのがこの本だった。

運動もせずに、スロットやパチンコ屋の硬い椅子に座り続けていた毎日で明らかに運動不足であった私はまず身体を動かすことから始めてみた。

実際運動だけではなく自分のメンタル面も安定させたいというのも目的でもあったのは今思い返せば間違ってはいなかったと思う。

だがスロット、パチンコの本質を理解しなければいけないと思った私は、どうしてスロット、パチンコに行っては無駄なのかということについて向き合わなければまた同じことの繰り返しになるのだろうと思い。この時思い返してみた。

スロット・パチンコが勝てない理由と発想の転換

ここからは私の完全な持論でもあり、経験論でもあるのでそういう考え方もあるんだなという感じで見て頂けたら幸いです。

ストレス解消には絶対にならない

今週仕事本当に頑張ったなぁ。イライラしてるしちょっとくらい。

気分転換に行こうかな。

とか何かと理由をつけて皆さんパチンコ行ったりしてませんか?

確かに勝てばストレス解消になるかも知れません、でも負けた時のこと考えてますか?

勝てる回数より負ける回数の方が多いんじゃないんでしょうか。

そう考えたらストレスは溜まる一方だと思います。

中には、ハンドルを握ると落ち着くんだとか、あの空間がストレス解消になるんだよね。とか言う人も居ます。でもよく考えてみてください。

その状況こそが、ギャンブル依存症という病気です。自覚症状がない一番怖い状況に直面していると今一度考えてください。

ボーダー論なんて存在しない。

パチンコをしてきた人間が必ず考えるボーダー論。あくまで持論ではあるがボーダー論なんて存在しないと思います。

今のパチンコのボーダーが機種にも寄りますけど、19~22回転くらいが目安じゃないですか?せいぜい500円で回る台で8回くらいがいいとこですよ?1000円なら16回転で良く回る台ですよね。

本当によく考えてください!!万が一、20回以上回る台に座れたとします。1000ごとに20回以上回りますか?私は絶対に無理だと思います。

回らないから時短中に上皿が無くなるなんて最近よくあるじゃないですか….それって出玉が出ても飲み込まれてるんですよ。

ボーダーなんてあくまで数字です。どんなに回ったところでそれがもしハマり台ならトータルは負けます!回るから連荘しますか?回るから当たりますか?

結局は何百台とある台の中から、稀に当たるかもしれない、ごく稀に連荘するかもしれない1台を探す運ゲーだったと私は感じました。

設定狙いなんて絶対やめた方がいい。

よく皆口を揃えて、これは高設定だったとか。低設定だから負けたとか。言ってスロットを打っている人が結構いるけど、本当にその設定分かって打ってるんですか?

考えてみてください、冷静になればきっと心当たりがあります。本当に皆さんのホールに高設定ありますか?負けてるってことは低設定しか入ってないんじゃないですか?

設定1でも高設定みたいな動きはします。かと言って、高設定と思っていても全く勝てないことなんてザラにあるじゃないですか。

例えば、100台スロット台があったとします。どれくらい設定5以上あると思ってますか?ここは個人的な主観ですが、1台あればいいとこですよ。あとは設定3,4が少し….ってことはほとんどが。。

負け続けてる時、ふと思いました。スロット台をずらーっと眺めました。

「俺には100台以上の台から1台を引き当てることは無理だ…」と。

恐ろしいくらいの防犯システム

パチンコ、スロット店に入ると頭上には完璧とも言える防犯カメラの台数。

店に入る時、よく私は思いました。きっと「今日もカモがネギを背負ってきたな」とか、思われてるんだろうなと…..

普通に考えたらそんな大量の防犯カメラ、ゴト防止や窃盗防止だけじゃないんですよね。

時代は進歩してます、カメラは精密になり顔認証も正確になり顧客管理が進んでます。全ての店ではないかもしれませんが、来店とともに監視されてるかもしれませんね。

お店は商売です。我々はお客様です。

私が依存状態になっていて、画面を見ながら一番感じたのはこれかもしれません。

目の前でピカピカと光るパチンコ、スロット台。一生懸命、働くホールスタッフさんたち。車を誘導する駐車場のオジサン。何度も何度もトイレ掃除するオバサン。広大な敷地。そして立派すぎる建物。

言い方を変えましょう。

ピカピカ光る電気代は誰が払ってるんでしょうか?

一生懸命に働くホールスタッフさんや、警備や掃除のオジサン、オバサンのお給料は誰が払ってるのでしょうか?

広大な敷地や建設費などは誰が払ってるんでしょうか?

そうです、店側です。

店側は商売なんです。私たちはおもてなしを受けてるんです。その素晴らしい接客の数々に私たちはお金を払ってるんです!

これはあくまでも私自身の発想の転換です。

どんな商売でもお金を払って、相応の接客や娯楽をさせて貰います。そのような場所で私たちが、金銭を貰うという事は過剰な接客を受けていると思いました。

私たちから遊戯代をいただくことにより、電気代や給料などがまかなわれている。

凄く当たり前の考え方が当時は出来なかったかなと今になれば思いました。

失った時間を取り戻そう。

パチンコを辞めて本当に色々な事を考えました。

お金の次に後悔したことはやはり時間でした。

「あの時間があればもっと別のことが出来た」

という純粋な気持ちでした。

それからは本当に沢山の事に挑戦していきました。最後にパチンコ、スロット依存を断ち切る為に私自身が、パチンコ、スロットの代わりにやってみた事をご紹介していきたいと思います。

山登り・トレイルランニング

なにしろパチンコを辞めた時、私自身行きたかった場所は静かな場所でした。

あの騒音と機械化した空間から離れて新鮮な空気を吸いたいと思いました。

元々運動が好きだった私は序盤で紹介した本もそうですが身体を戻しつつ、気分転換に山に登ってみました。

あの閉鎖空間。タバコが充満した空間。

きっと、別世界だと思います。

本当に澄み切ってる山の中。静寂。そして頂上に到達した時、開放感が「なぜあの空間に居たのか」と私は感じることが出来ました。

とりあえず、山登り用の靴を用意してみるのも悪くないと思います。何か変わるものがあるかもしれませんよ。

SALOMON/サロモン L39250400 SENSE PRO 2 トレイルランニングシューズposted with カエレバAmazon

ゲーム

かなりの暇つぶしになりました。

パチンコ、スロットをしていた頃は、帰ってからゲームをするのがとても億劫でなかなか集中できませんでした。

一点を集中して画面を見ていたせいか、目が疲れていたのかもしれません。

パチンコ、スロットを辞めてからはゆっくり腰を据えてゲームがすることが出来るようになりました。

負けていたお金で正直かなりのソフトがきっと買えていたと気づいたり、新作ゲームが本当に楽しみになったのはゲームが好きだった私にとってはかなり大きかったかもしれません。

Nintendo Switch JOY-CON ネオンブルーposted with カエレバ楽天市場Amazon

株式投資、勉強

中にはギャンブル的なものだという発想をお持ちの人も居ると思う。

私自身思うに、株は買わなくても勉強をすることは凄く大事なことだと思っている。特に株式投資は勉強をすればするほど上達するものでもあると思う。

将来性のある企業への投資は、優待や配当なども頂くことも出来るので、一度どういうものなのかと目を通しても悪くないと思う。

私自身1か月の給与の1割~2割を貯金とは別で投資目的として運用している、とはいえ稼げるようになるまで本当に勉強した。パチンコ、スロットに費やすならぜひ勉強に費やしても悪くないのではないでしょうか。

一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学posted with ヨメレバcis KADOKAWA 2018年12月21日 Amazonで購入

部屋の模様替え、家具購入

辞めてから部屋の中を見渡しました。

本当に暗い、思い雰囲気が漂っているような気がする部屋だなと思いました。

思い出して見てください!一人暮らしし始めたころ、あんな家具を揃えたい。とか寝室はこうしたいな。とか思いませんでしたか?

本来ならばお金を貯めて、揃えるものを揃えれてない状態に陥っていました。

まずはもっと安心して気持ちよく朝を迎えれる部屋にしよう。と思いました。私たちが生活する上で重要な衣食住の住。

仕事から帰って落ち着ける場所にするのは素晴らしいことだと思います。

レトロソファ 2人掛け ルヘヤ ソファー おしゃれ かわいい コンパクト レトロ 2P 二人用 幅 128cmposted with カエレバ楽天市場Amazon

最後に。

好きなことを辞めるのは凄く本当に大変なことだと思います。

私自身もこれからも辞めれるかと言われたら、決して断言は出来ません。

だって、楽しいんですもんね。

でも私はこれから先を充実させたくて、辞めました。

私みたいに同じ思いをしてる方は沢山います、だからもし一人でも未来を変えることが出来たら嬉しいです。

是非、新たな1歩を踏み出してください。