皆さんこんにちわ。隠れた名作って結構ありますよね。でもPS4が発売された今でも色褪せず隠れた名作として有名なPS2のオススメソフトを紹介していきたいと思います。

グランディアエクストリーム

2002年にエニックス(現スクウェア・エニックス)より発売された、ロールプレイングゲーム。『その先にあるのは平和か。進化したグランディアを見せよう』というキャッチコピー。

概要,あらすじ

精霊暴走と呼ばれる災害に苦しめられている世界。地導師の見習いであるエヴァンは、亡き父の後を継ぎ地導師の修行に明け暮れていた。そんなエヴァンにノーチス軍から出頭要請が送られる。精霊暴走の発生源が古代の遺跡にあることが判明し、既に大きな被害を出している軍隊に代わって、遺跡を探索し精霊暴走を止める適任者としてエヴァンらに白羽の矢が立ったのである。エヴァンはそれを拒否しようとするが、軍に強制的に拉致され、ノーチス軍が始めた精霊暴走停止作戦に参加することになる[6]

エヴァンらの任務は災害の中心にある地水火風の4つの遺跡に赴き、暴走の原因となっている装置を止めてくること。エヴァンは民族的対立から反目し合うチームメンバー同士を束ねつつ[7]、「ロッカの村」を拠点として、迷路のように複雑になっている各遺跡の深部を目指し、その奥に陣取る怪物を倒して、遺跡の装置を止めていく。ところがエヴァンは、作戦を指揮しているのが幼馴染のクロイツだと知り、軍の目的に違和感を抱くようになる。クロイツが不実な人間であることを知るエヴァンは、この作戦には表向きの大儀とは別に、何か裏があるのではないかと疑うようになる[8]

軍から与えられた任務をこなしつつ、エヴァンは周囲を欺き己の野心を叶えようとするクロイツの目的に迫っていく。そして同時に遺跡の中で古代人たちが創造しようとしていた「クァン・リー」と呼ばれる謎の存在に立ち向かっていくことになる。

ウィキペディアの執筆者,2017,「グランディア エクストリーム」『ウィキペディア日本語版』,(2017年6月15日取得,).より引用。

みどころ

  • グランディアシリーズの戦闘の面白さを前面に出したシリーズナンバリングタイトルとは外れた作品になっている。
  • 物語要素よりキャラクターを育て、アイテム収集を軸としている為、武器やアイテム数はかなりの種類があり楽しめる作品。
  • 戦闘では必殺技や合体技もあり物語を進めていいきながら会得していく。またマナエッグ合成というものがあり、マナエッグを装備することによって魔法などのアビリティを使えるようになり、合成の奥深さを感じさせるシステム
  • 最強エッグを目指して強力な敵を倒していくのもみどころ。
グランディアシリーズの番外編のような隠れた名作。シナリオよりも戦闘に特化した本作品をやり込みゲームとしてやってみてはいかがだろうか。

デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団

2006年アトラスにより発売された、アクッションRPG。GameSpot2006年 Game Of The YearにてMost Long-Winded Game Title(もっとも長ったらしいタイトルで賞)を受賞した作品。

概要,あらすじ

大正二十年。和の文化に刺激的な洋の文化が流入し急速に発展していた時代、「悪魔」と呼ばれる異形の者たちが帝都を脅かしつつあった。

悪魔召喚師・十四代目「葛葉ライドウ」を襲名した主人公は帝都守護の任を請け負い、表向きは探偵見習いの学生として暮らしつつ、裏の顔はデビルサマナーとして悪魔の関わる怪事件を解決していく。

ある日、帝都で探偵社を営む鳴海とその部下である葛葉ライドウの下に、一件の依頼が舞い込む。依頼主の少女、大道寺伽耶は二人に「私を殺して下さい」と告げる。そしてその真意を聞けぬまま、伽耶は鳴海とライドウの眼前で赤いマントの憲兵によっていずこかへと連れ去られてしまう。捜査の中で明らかになる伽耶の家に伝わる奇怪な伝承、事件の背後に潜む怪しげな影の存在。行く手を阻む数々の怪異を仲魔を駆使して切り抜け、ライドウは国家を揺るがすことになる事件の真相へと迫っていくのだった。

ウィキペディアの執筆者,2017,「デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団」『ウィキペディア日本語版』,(2017年7月25日取得,).より引用。

みどころ

  • 大正時代という舞台設定で、独特な雰囲気を出している。
  • アクション要素が追加され、簡単操作で出来るアクションは初心者など人を選ばずできるシステム。
  • シリーズの醍醐味である、悪魔合体は全73体と多少少なくは感じるかもしれないが、十分楽しめる。
  • 敵の弱点を突き仲魔の弱点を突くことによって合体技を発動できたりし、爽快なバトルも楽しめる。
  • キャラクターデザインは金子一馬さんということもあり、ファンにはたまらない作品。
和の雰囲気、大正の雰囲気、街並み、BGM、全てがマッチして作り出される今作はリアリティと没入感も感じさせる。シナリオも衝撃な結末が待っているので、オススメしたい1本だ。

ダーククロニクル

ソニー・コンピュータエンタテインメントより2002年に発売された、アクションRPG。『母を捜す少年と、未来から来た少女。時を超え出会った二人の不思議な物語』というキャッチコピー。ファミ通クロスレビューにてプラチナ殿堂入りとして紹介されている。

概要,あらすじ

何不自由無く生きてきた少年・ユリスは、幼い頃にいなくなった母親を探し、町の外へと旅立つことに。しかし町の外には、ユリスの知らない恐ろしい秘密が隠されていた。

そして、旅の途中で出会った少女・モニカ。彼女のいる未来は、闇の支配者によって絶滅の危機にあり、世界を救うために、現代へとやってきたと言う。

時空を超えた二人の出会いが、この物語のすべての始まりである。

(ダーククロニクル公式サイトより。)

みどころ

  • 未来の世界復興の為描かれる冒険は、ダンジョンが自動生成の為入るたびに形体が変わっていく。
  • ダーククラウド2として海外から発売されたがシナリオ自体は別物である。
  • ジオラマというものはジオストーンというものを手に入れて町を作っていくもの。自分だけの町が作ることができ、未来の世界に変化をもたらしてくれる。
  • 発明と呼ばれるものがあり、写真を撮ってネタを集め様々なものを作っていく。
  • 釣りや、スフィーダという未来のスポーツもありやりこみ要素は無限。
  • 武器を生成したり強化したりすることが基本となるアクションは、ユリスとモニカを切り替えて強敵に立ち向かっていく。
PS2で隠れた名作でもある今作はシナリオ面でもダークファンタジーを漂わせるが心に残る時空を超えた物語。傑作とも言われる本作試しにやってみてはどうだろうか。

ポンコツ浪漫大活劇バンピートロット

2005年にアイレムソフトウェアエンジニアリングから発売された、アクションアドベンチャー。『激動する時代(とき)のうねりは、ボク達に歩調を合わせてくれない』というキャッチコピー。

概要,あらすじ

もうひとつの産業革命期。ようやく自動車の普及が始まった頃、2足歩行の乗物「トロットビークル」が発明された。悪路に強く、二本のアームを持つトロットビークルは、農耕、輸送、土木など、さまざまな作業に自動車以上の利便性を持っていたため、みるみる社会の中に溶け込み、人々の生活になくてはならない文明の利器となった。しかし、産業の発達は人々の適応よりも速いペースで進んでしまった。機械の導入で仕事をなくす人々や、機械の力を借りて悪行を繰り返す人々、生活の利便化によって大事なものを失った人も、少なからずいたのである。

主人公であるバニラビーンズは、ウミネコ海岸に倒れているところを、トロット楽団のボーカリストである少女コリアンダー(通称コニー)に助けられる。バニラは記憶を失っており、自分のことが思い出せなくなっていた。ウミネコ海岸を出ようとした時に、向かいの崖に現れた何者かのせいで、崖が崩れ出口を塞がれる。バニラとコニーは協力して出る方法を探し、波打ち際に棄てられていたトロットビークル、「カモミール・タイプII」を見つける。

コニーを助けていくうちにバニラはトロット楽団の一員となり、仲間と協力したり、かつての自分を知る人達と再会したりする。その間にも産業革命期の世界は、さまざまな問題を生み混乱していく。

ウィキペディアの執筆者,2017,「ポンコツ浪漫大活劇バンピートロット」『ウィキペディア日本語版』,(2017年4月9日取得,).より引用。

みどころ

  • 今は亡きアイレムが贈る最高傑作である本作は、根強い人気がありプレミアがつくほどの価格に現在はなっている。
  • 高値安定のプレミアゲームになってしまったが、それくらいの価値のある今作。
  • 文明が急速な発展を遂げる時代を描く今作は、どこか落ちつき懐かしさも感じる雰囲気で描かれている。
  • 自由度が高いアイレムが手掛ける今作の最大の魅力は会話の選択肢が逸脱な部分が多い。
  • そんな選択肢あるのかよっと思ってしまう選択肢で、相手から嫌われることも出来、好かれることも可能となっている。
  • トロットビークルという乗り物のカスタマイズはやり込み要素もありとても物語を進めていくのに必要なもの。
  • やり込み要素だとサブシナリオも豊富にあるので、長く遊べる作品。
時代の雰囲気を楽しみ、選択肢で人生が変わってしまう作品を爆笑しながらまた感動しながらやってみてはどうだろうか。

ボクと魔王

2001年にソニー・コンピュータエンタテインメントより発売された、ロールプレイングゲーム。

概要,あらすじ

王都から支給される「分類表」によって、全ての人間が等しく「分類」された世界の、とある王国の田舎村テネルに、気が弱く影の薄い少年がいた。村にサーカスが来た日の夜、彼の妹がオバケに襲われる。呪いにかかった妹を救うため、父親は怪しげな壷を開ける。ところが中から出現したのは、大魔王の生まれ変わりと名乗る魔王スタンだった。

妹を救う代償として影を乗っ取られ、下僕になるよう命じられた少年。しかしスタンは復活したての為、少年の影としてしか行動できない。魔王としての威圧感はゼロ。そんなスタンの許に、王国には7人の魔王がいるとの情報が入る。自分がイマイチなのはニセ者のせいに違いないと決めつけたスタンは、少年を連れてニセ魔王退治の旅に出ることにした。

年上の女勇者や、中年の怪しい博士、さらには王国の王女まで、様々な人物と出会い、仲間を増やしながら、スタンと少年はニセ魔王を倒していく。しかし、旅を進めるうちに、少年は世界と自分に隠された大きな秘密に巻き込まれていく。

ウィキペディアの執筆者,2015,「ボクと魔王」『ウィキペディア日本語版』,(2015年1月21日取得,).より引用。

みどころ

  • 隠れた名作とも呼び声が高い本作品。
  • キャラクター1人1人クセがあり、笑いを誘うやりとりは気づけば引き込まれていくユニーク。
  • シナリオも後半にかけて一変するほど好感がもてるシナリオ。
  • 戦闘は比較的簡単な、エンカウントバトル。
なぜこの作品が名作になりきれなかったのか、それはエンカウント率の高さが致命的だったのかもしれない。
それを除けば魅力ある1本ではないかと思う。ただ発売されて10数年経つがストーリーの面白さや奥深さは今尚色褪せない作品になっているので、興味がある方はやってみて貰いたい1本です。